100年住宅ローン
スタグフレーションに悩まされる国民。物価上昇に
歯止めがきかず、木材ショックで住宅コストも高騰。
そんな折、住宅ローンの完済年齢が73歳に上昇した
ことが話題になっています。
ということは、65歳で定年を迎えても残り8年間も
ローンの支払いが余儀なくされます。再雇用(?)
されても収入は半減、そして年金も不安定です。
老後リスクはますます深刻になります。
そこで妙案。住まいの耐用年数の長期化を推進
する国策の元、住宅ローンの返済を100年にしたら
どうでしょうか?
坪単価100万円、40坪の家を4000万円で建て、
4000万円を全額ローン賄っても、毎月の支払いは
約54,000円です。金利は現在の変動金利より高い
1%の固定金利とします。
この件は、私が当時住宅金融公庫(現・住宅金融支援
機構)の外部コンサルとして従事していた時に発案し、
2007年12月に上梓した私の著書で具体的にその
メリットを提案しています。
この策は経済の活性化につながると思うのですが…。