新入社員研修

受講するZ世代は、1990年後半から2000年代生まれ
の若者で、物心がついた頃からインターネットや
オンラインの世界に慣れ親しんでいる。
主なコミュニケーションはSNSだ。

そんな彼らと9時間の長丁場の研修に挑んだ。
資料や伝えたいツールをたくさん用意し、グループ
ミーティングや個人発表を交えた。
今年は「教え込み過ぎず、自分たちで考えること」を
主眼に置いた。痛感したことは、彼らはリアルな
体験への憧れが強いということだった。

研修先の不動産会社の新人は○○への飛び込み
営業から仕事がスタートする。

□どうすれば門前払いされないか?
 仲よくなれるか?
□好印象を残し嫌がられない方法は?
□知識不足をどうカバーするか?
□上手なヒアリングの妙は?
本音をつかむコツは?

□スムーズにアポイントを取る方法は?

など、分かりやすく伝えた。

「営業とは何か?」営業の定義を質問した際に
「お客様と信頼関係を構築し商品を購入して
もらうこと」
「人とモノをつなぐこと」「自分や
商品を相手にわかりやすく伝えること」
などの
回答を得た。理解力は問題ない。
あとは実践し、失敗し、自分たちで考えて
自力で営業ノウハウをつかむことだ。

1.「急がなくてもいいよ」と言われたら
  急いでやる。
2.相手のために心づくししたことは
  必ず伝わる。
3.「自分のためにここまで…」と相手が
  感動すると信頼される。
4.トコトン相手の立場に立って自分に
  されたらうれしいことだけヤル。
  その努力は惜しまない。
5.毎日コツコツと。
  仕事の量と質は成果に比例する。

こんな精神論も心に響いたと思う。
一年後が楽しみだ。

丸山景右BLOG

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