営業の世界では最近、優劣の差が顕著だ。
「スピード勝負だ、早くクロージングしろ」と
若手営業マンに発破をかける輩がいるが、
とんでもないことだ。受注できる要因は
お客さまの心を動かすこと。
この本質は今も昔も変わらない。
ここに日経新聞で見つけた筆文字の弔辞がある。
川端康成が大宅壮一に宛てた直筆の原文だ。
一読すると心を動かさずにいられない。
自らの手で心をこめた文言が綴られているからだ。
心を込めることは誰でもできること。
特別な能力ではない。
営業マンから手紙やハガキが届いた。
現役時代の私がお客さまに宛てた手紙を公開しよう。