エンジョイベースボール

声出し応援で甲子園らしさが復活した夏。
第105回の全国高校野球選手権は慶応高校が
1916年の第2回大会以来107年ぶりの優勝を
果たした。

髪型は自由、考えることも発言することも
自由、練習メニューも実践も自由。
「監督の支持に従うだけでなく、自分で考え
意見し行動あるのみ。野球をエンジョイしよう」
これが慶応野球。

今回の日本一は高校野球の常識を変えたと
言える。それでも、伝統や根性や仲間愛は
生き続けるだろう。来春からは新しい基準に
よる低反発バットが誕生する。140キロ超の
強いスピードボールや多彩な変化球を操る
投手が多い中、より投高打低の色が濃くなる
だろう。投手の制球力やバントや守備力が
問われる野球が面白くなりそう。
この際、実力以上の飛距離を生み、選手の
勘違いを誘う金属バットは廃止したら
どうだろうか?

甲子園優勝の記事