「頭の強さ」とは「考える力」がベース

「超AI時代の頭の強さ」(KKベストセラーズ)を読んだ。
著者は教育学者の齋藤孝さん。
今回の本は生成AIがテーマであるが、昔の偉人や
政治家やクリエイターのアイデアや行動を参考に
している点が面白い。

AIは将来なぜ怖いのか?
それは人間より頭がいいからだ。
今、日本ではChatGPTをどうルール化するか?が
議論されているが、この新しいAI技術に対して懸念
材料や悲観的な声が圧倒的に多い。しかしChatGPT
を使えば、新しいビジネスが生まれる可能性は大。
それを考えるのは人間の頭脳である。
AIではその回答を提案することはできないと思う。

住宅業界では建主が建物のデザインや暮らし方の
希望・予算を伝えれば瞬時にAIによってベストプラン
が提案される時代が近く到来すると思う。
諸費用や住宅ローンの返済、税金なども一目瞭然。
建物は3Dプリンターやロボットが造る。将来、
職人不足が懸念されているが、それが解消されると
同時に業界で働く人のリストラも必須。

AI技術が普及することで人の仕事量が減る可能性は
あるが、新しいビジネスチャンスが生まれる。
人の頭の強さが求められる時代の到来だ。
頭の強さとは、「考える力」がベースとなる。
アイデアマンが活躍するのである。

超AI時代の頭の強さ