高校野球も猛暑対策

高校野球の広島大会決勝は29日、尾道市のぶんちゃん
しまなみ球場で熱戦が繰り広げられた。
広陵が広島商を3対2で下し、甲子園出場を決めた。
今年は高尾と只石の2年生バッテリー中心の守りの
チーム。選抜のベスト4以上を期待したい。

30日は大阪大会をライブ中継で視聴。履正社が
6季連続の甲子園出場を狙う大阪桐蔭を撃破した。
好ゲームだった。

今年の全国49地区の決勝戦は約半数の25地区で
1点差ゲーム。幕切れは大逆転かサヨナラ勝ちと
いうドラマが描かれたようだ。

2018年から導入されたタイブレーク制に加え、
今年からクーリングタイム制、投手の球数制限、
申告敬遠、継続試合のルール化などが導入された。
これらはすべて、猛暑で体力が奪われる選手への
暑さ対策のためのもの。良策だと思うが、過保護が
エスカレートすることは一抹の危惧を感じる。
高校野球は精神・技術・体力が勝負の分かれ目になる。
何事も程々がいい。


7月30日 中国新聞より引用