どうなる世界情勢、大丈夫か日本
3日に投開票された米中間選挙でトランプ大統領が率いる共和党が
敗北した。民主党は急進左派の候補が健闘し多くの選挙区で勝利を
収めたが、トランプ敗北の原因は国民を苦しませている物価高だ。
思い起こせば、2024年の大統領選で民主党候補のハリス副大統領を
「物価高に対処できていない」と非難した上で「新たな戦争はしない」と
ブチ上げ、大統領に返り咲いたトランプ。
しかし、これらの公約違反が有権者の反発を買ったのは明白だ。
トランプの政策をふり返ってみると、高関税問題、移民非難、イラン戦争、
AI推進への投資と、すべて国家を優先した「アメリカファースト」だった。
功を奏すれば無難だが、何もかも手詰まり状態。それに中東情勢の
混乱は原油高騰を招いてしまった。結局「悪いインフレ」の「超物価高」を
余儀なくされ、自分の首を絞めてしまった。
トランプは殊勝にも選挙結果を認めた。
しかし今後、議会の協力を通さず進めることができる外交において
レガシー、つまり政治的功績づくりに走るだろう。
気になるのはトランプと中国・ロシア・北朝鮮との駆け引き。
中国との貿易協定、ロシアとウクライナの戦争終結の仲介、北朝鮮との
核をめぐる関係正常化。どれもこれも一筋縄では解決しないことばかり。
どう対応するのか?先行きが期待薄だ。
昨日、ロシアのプーチンは日本たばこ産業(JT)のロシア現地法人4社を
ロシア企業による一時管理下に移す大統領令に署名した。このことは
中国に続く完全な日本企業への圧力。今後何が起こるか?心痛してしまう。
我が国では「消費税減税」よりも重要なことは深刻な物価高。
借金大国の日本、暴動が起きなければいいが……。


