「営業バイブル」がもたらす価値
昨年はコロナ禍で住宅会社の出張研修や建材メーカー主催の全国講演も中止と
なりました。設計事務所業務も工務店ネットワークも広報関係も痛手を被りました。
そんな折、地元広島の企業より「民間の営業ノウハウを導入したい」とのオファーを
受け、ゼネコン営業のコンサルティングに挑戦。研修を重ねながら営業バイブルの
制作を受託。その営業バイブルがもたらす価値とは。
1つ目は「営業の効率化」が図れます。
顧客との初回面談から受注、そしてアフターフォローまで営業の手順をバイブルに
まとめて体系化することで、営業の効率化が図れます。
2つ目は「営業の生産性の向上」が図れます。
成功事例を基にノウハウを標準化することで「正しい営業」のやり方が確立できます。
「正しい営業」を実践すれば商談能力が高まりスキルが磨かれます。
すると必ず、受注・売上・利益の確保ができ、生産性の向上に繋がります。
3つ目は「強い営業チームの風土づくり」が図れます。
バイブルがあれば、それが営業活動の後ろ盾になり営業マンは自信をつけて
やる気を高めて成長します。新人が配属されてもバイブルが用意されていると、
知識不足やスキル不足の不安が解消されます。「正しい営業」の方法が綴られた
バイブルに則って上長も新人も一丸となって営業力を磨く姿勢が営業チームを
強くします。
バイブルづくりで大切なことは、構築した営業の「正しい方法」の手順や
ノウハウを標準化し、体系化することです。
コンサル歴32年で構築した「正しい営業」の手法を「マニュアル」から
「バイブル」にすること———これが私の生涯の仕事。ワクワクします。