政局に注目、首相は誰が?
石破首相の後継を選ぶ臨時総裁選は「フルスペック方式」で
行うことが決定した。日程は22日告示、10月4日投開票だ。
一方、野党6党1会派は臨時国会の早期召集が必要との認識で一致した。
今回の新総裁は衆参少数与党となったため、政権運営は困難を極める
ことは必至で、短期政権で終わるかもしれない。
ましてや、自民党総裁イコール首相という図式が崩れ、自民党以外から
首相が任命される可能性がある。
自民党の総裁選、誰がトップに立つのか?1年前の総裁選では党員票がトップ
だった高市さんが今回もフルスペックに強く、総裁の座に着く可能性がある。
しかしタカ派の高市さんでは公明党とソリが合わない点が気がかりだ。
昨年も『靖国参拝』を表明しており、中韓との関係が悪化する恐れがある。
野党側が首相候補を一本化して自民党を下野に追いやることだって考えられる。
鍵を握るのは最大野党の野田代表だ。自分で野党をまとめるのか?
あえて身を引いて人気の国民民主の玉木代表を担ぎ出すのか?
ここ数日の動きに注目したい。
最近、小泉進次郎農相と日本維新の会の吉村共同代表の蜜月関係も気になる。
正直言って小泉農相は短期政権で潰すのはもったいないし、「ババ」は
引かせたくない。もう少し温存したいのは誰もが考えるところ。
昨日のメディアで橋下徹氏が総裁選のキーマンを2人挙げていた。
「国民民主党の玉木雄一郎代表と維新の吉村代表だ」と断言していた。
総裁選は5人の争いだが、野党がどの候補者だったら協力できるのか?
これが決め手だと思う。
どちらにしても国民が納得できる政治改革は程遠いようだ。