変革を急ぐ高校野球の姿

5日に開幕した全国高校野球選手権大会。
高校野球界では今、変革が起こっている。
古い話では丸刈りから長髪へ、これはかなり浸透している。

今年は暑さ対策として開会式が初めて夕方に実施され、
熱中症対策でドリンクタイムも設けられ、朝夕の「二部制」も
初めて採用された。各地で猛暑日が続く中、選手の健康に配慮
された施策が続々と検討されていることは非常に良いことだ。
DH制の導入は来春より決定され、賛否両論ある7回制については
慎重に議論されている。ジャッジのリプレー検証も決まるだろう。

複数のタイプの異なる投手の起用や延長タイブレークの戦い方、
DH制やベンチ入り選手の増員など、様々な個性ある選手が
活躍するようになるのは脱ワンマンでとてもいい。
全員野球が重宝されることはこの上ないことだ。

時代は変わる。価値観も目的も戦略も戦術も新しい時代に
マッチしなければ勝利の道は開かれない。
「旧態依然は悪」「変革があるから面白くなる」
これはスポーツも企業も同じこと。
しっかりした理念の元、共感した仲間が集って一致団結すれば
何事もパワーアップが可能だ。


写真は時事ドットコム記事より引用

丸山景右BLOG

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