カープ4連勝、首位をキープ
気温16度の肌寒いマツダスタジアム。
3万2183人の観客はコロナ禍以降で最多らしい。
巨人との3連戦はカープが全勝し首位をキープした。
今季飛躍中の先発した森は6回1失点と粘投を見せ、開幕3連勝。
プロ入りし3年間で6勝5敗の森は、今季大ブレイク。
テンポのいい緩急をつけた投球が持ち味だ。
小園のバットから快音が止まらない。連日の猛打賞で打率は
4割1分8厘と上昇し、リーグトップに浮上した。
矢野の守備も再三ピンチの芽をつんでしまう。相手打者の打球を
予測する野球勘、そして類を見ない強肩、忍者のような立ち振る舞い。
守備だけで「お金のとれる」選手だ。中継ぎ陣は森浦の状態の良さが
際立つ。自信の証しでもあるが、左腕からの威力のある投球は魅力だ。
イニングまたぎをさせてもいいのでは…。
開幕前後に主力が離脱。しかし、セ5球団との対戦が一巡し、
8勝5敗1分け。今年は鯉の季節まで圧勝し終盤に息切れ
することなく、制覇してほしい。
新井監督の選手起用と采配の妙にも期待したい。