新年早々、嫌な予感
「いつになったら生活が楽になるのか?」
「なぜ実質賃金が上がらないのか?」
「物価高に歯止めがかからず手取り増だって?そんな馬鹿な」
「赤字国債だからインフレ懸念は高まるばかり」
これが国民の生の声である。
実質賃金が上がらない原因は異様な物価高騰、いや暴騰が原因だ。
物価の上昇に賃上げが追いついていかないのが実態であることは
誰もが理解している。
日銀の「生活意識に関するアンケート調査」によると1年前に比べ
物価は平均14.5%に上昇。これでは「生活にゆとりがなくなる」
のは当たり前のことだ。
大企業が内部留保を600兆円にまで膨らませる一方、企業の
90%を占める中小企業はピンチに直面している。
庶民生活は追い詰められている現状で、自民党政権が続く限り
「経済は上向かないのでは」と不安になってしまう。
アベノミクスを総括せず、日銀に政治的圧力を続け物価高を
放置し、賃上げは企業任せと言っても過言ではない。
1月20日にトランプ政権が誕生したら日本経済はどうなるか
わからない。打開策、妙薬はないのか?チグハグ政権下では
絶望的な予感がしてならない。