生活防衛の夏、到来

6月26日に円相場が1ドル160円台の円安水準に到達した。
政府・日銀は再び為替介入に舵を切るのか?どうなのか?
マーケットが注目する中、円安は一気に200円台まで進む
可能性があるだろう。そうなると秋には狂乱物価への覚悟を
迫られそうだ。国民生活は大ピンチだ。

鈴木財務大臣の口先介入も全く効果は見込めない。日米金利差
拡大が円売り材料になっているのだからどうしようもない。
現在、円は全面安でトルコリラや中国人民元より安い。
だから5%程度の賃上げなんて焼け石に水だ。
円安を傍観する岸田政権。裏金自民党も精彩なし。

物価高騰は激しさを増し、実質賃金のマイナスは拡大するばかり。
そしてT社の「倒産月報」による中小企業の「危ない会社」リストも
真実味を帯びてきた。豪雨に猛暑。それに倒産激増。
どうなる日本?人ごとではないが、打つ手のない企業は多い。


日刊ゲンダイ 6月28日号より引用