AIに負けない「営業脳」の鍛え方
1970年代に先進国がデジタル化とネットワーク化に移行して55年。
今やその技術はとてつもないスピードで進化し、コンビニやファミレスでは
セルフ制やロボット導入が当たり前になっています。AIの実力は司法試験や
医師国家試験などの高度な知性が要求される問題を解き、数学オリンピック
で金メダルを獲るまでにレベルアップしているし、将棋も囲碁も人間はAIに
勝てません。さらに、2026年の東京大学と京都大学の入学試験でAIが首席
合格を果たしました。最難関の東大理科3類の最高得点より50点も高く、
数学は満点だったそうです。これは問題をChatGPTに解かせた結果ですが、
2024年の東大入試で全科類で不合格だったことを考えるとAIの進化のスピード
の速さは顕著です。このように、2022年にChatGPTが登場して以来、生成AI
は驚くべき成長を遂げています。
仕事における処理スピードや効率や生産性を比較すると、残念ながら人間はAI
の足下にも及びません。AIは膨大な文書の要約、スピーチやレポートの原稿作成、
複雑な表計算、それに動画製作や美しい画像の生成を言葉で指示するだけで
こなしてくれます。元来、人間しかできなかった企画や戦略をプログラミング
することも手馴れています。こうなるとAIは人間の仕事を奪うことになり、
道具として優れたAIは今後、自ら考える自律型のAIに進化するといわれています。
しかし、人間が知恵を絞って体得したノウハウや思考を駆使して相手の感情に
訴える営業手法に関しては、AIには正解らしきものは生成できても苦手です。
通り一遍であったり誤った回答をすることもあります。現段階においてはAIは
確かに優れた道具ですが、人間しかできないことがあるはずです。人間の知能と
経験なしではできないことは何か?改めて問いたいと思います。
私はアナログ人間ですが、長年培ってきた「営業ノウハウの真髄」を追求し
「営業脳」を鍛えるというテーマで研鑽していこうと考えています。



