沖縄尚学、初優勝

真夏の甲子園は沖縄尚学が日大三を3ー1で下し、
1962年に初出場してから11度目の挑戦で初優勝した。
戦後80年の快挙だ。
沖縄尚学は大多数の部員が沖縄出身で、語り継がれる凄惨な歴史を
いつも耳にし、平和の尊さを認識していたらしい。

しかし日本一への道は決して平坦ではなかったそうだ。
昨夏の予選で新興勢力のエナジックスポーツ高等学院に0ー7の
コールド負けを喫してから心機一転、そこから守備を中心に鍛え直し
念願の頂点に登り詰めた。

今年から史上初のナイター開幕、朝夕の2部制の拡大と
新時代に突入した高校野球。優勝に貢献した沖縄尚学の
恐るべき2年生、左右の二枚看板の成長が来年も楽しみだ。

節目を迎えた今大会のキャッチフレーズ
『心をひとつに夢の先まで』は沖縄の高校生の作品である。
『心をひとつに』は何事にも通じるいい言葉だ。


写真は時事ドットコム記事より引用