大塚国際美術館
久しぶりに四国に上陸し、鳴門の渦潮を見て大塚国際美術館を訪れた。
大塚国際美術館はオロナミンCやポカリスエットでお馴染みの
大塚製薬グループが設立した日本最大級の常設展示スペース(8897坪)
を誇る「陶板名画美術館」である。
大塚グループは売り上げ2兆186億円、利益が3126億円の
四国有数のマンモス企業である。
美術館では地下3階から地上2階までに世界の名画が1000点以上も
陶板で同じサイズで再現して展示されている。その迫力に
驚かされたが、写真撮影も手触りもOKである。
陶板とは、茶わんやタイルと同じ土を使って焼いた板のこと。
その陶板に1000℃以上の高温で作品を焼き付けて再現したものが
「陶板名画」。大塚オーミ陶業株式会社が特殊技術を用いて開発した
もので、2000年たっても色もあせず鮮やかなままらしい。
美術館巡りは約3時間かかったが疲れは微塵も感じなかった。
12月3日に大竹市の下瀬美術館が「世界で最も美しい建築」を
表彰するベルサイユ賞を受賞した。昨年3月にオープンした当初に
訪れたが、その価値を再認識するために年内には再度訪れたい。