IBUKUで憩う

世界遺産、宮島の対岸にある「宮浜温泉」に
本館から少し離れた宿『IBUKU』があります。

『IBUKU』の謂れは「四季の息吹を五感で感じながら
温泉につかり、旬を味わい心を癒す」ということらしいです。

そこには瀬戸内の海を臨みながら、それぞれに庭を配置した
10棟の戸建住宅が立ち並んでいます。僕が泊まった宿は70㎡超の
平屋の別邸です。四季の草木が薫りたつ庭を眺めながら温泉の
かけ流しができる露天の五右衛門風呂。「なんとぜいたくなことか?」
ホテルとは一味ちがうひとときが満喫できました。

宿には趣向を凝らした家具が一棟ごとに配置されています。
信州木曽や広島府中、九州大川、そしてマルニ木工など
日本製のソファーやテーブル、デンマーク製のスツール、
アクタスの黒のレザーソファーなど多彩です。

特筆すべきは食事。
夕食も朝食も瀬戸内の新鮮な魚介類や旬の野菜、
それに特選された和牛など、料理人のこだわりの
食材が使われており、舌鼓を打つことができました。

接客もやさしく丁寧で、最高の「おもてなし」でひと時を堪能。
気分転換だけではなく、本当のリフレッシュができます。
広島市内からほど近くに位置する離れの宿『IBUKU』。
オススメスポットのひとつです。