今秋一番の肌寒い9日、鶴岡一人記念球場で行われた
秋の高校野球の県大会決勝戦を観戦した。
この試合は広陵が広島商を4対3で下し優勝したが、
見どころの少ない凡戦だった。「広島のボンズ」こと
スラッガー真鍋君もノーヒットと不振。
しかし、広陵の1年生バッテリーが躍動したのは収穫。
只石捕手が初回に先制3ランを放つと、8回途中から
背番号1の高尾投手が好救援で逃げ切った。
コロナ禍でブラスバンドも声援も応援エールも禁止。
唯一、応援合戦はメガホンを叩き鳴らすことと
拍手のみ。盛り上がりに欠けた。
次は来春のセンバツの出場校が決まる中国大会。
地元開催で出場する広島4校に期待したい。