津和野から歴史的建造物や文化遺産が数多く残る
明治維新胎動の地、萩へ。
幾度となく歴史の舞台となってきた
この地を訪れると気が引き締まる。
維新の風が漂う世界的遺産へ立ち寄り、夜は
とらふぐとズワイガニを堪能し、満足満足。
建物探訪は無になれるからいい。
『人口減少の真実』
高齢者は爆発的に増え少子化は止まらない。
この現象を甘く見てはいけない。
まずは平均寿命。
平均寿命は室町時代が15歳、団塊の世代が誕生した
70年前が52歳。2050年には平均寿命は90歳を超える。
どこまで寿命は延びるのか?
人口推移は
2008年がピークの1億2808万人。
2100年の予測が3795万人だから1/3に減少してしまう。
3000年に日本の人口は2000人になるという。
信じられますか?空き家が溢れ国が
補助金付き、ボーナス付きでマイホームを贈与してくれる。
「昔は住宅ローンで家を買ったんだって!」
こんなささやきが聞こえてくる。
・2020年に女性の2人に1人が50歳以上
・2033年に全国の住宅の3戸に1戸が空き家
・1949年の出生数は年間269万人、2016年は97万人
・人生100年時代で2007年生まれの人は107歳まで生きる確率が50%
少子高齢化ニッポンのことを真剣に考えないと大変なことになる。
「有事に備えはあるのか?」国政はいかに!
『今、流行のWebマーケティング』
日本最初のホームページが立ち上がったのは
1992年9月30日、今から25年前である。(下図)
文部省・科学センターの森田洋平氏によって発信された。
今やWWW(World Wide Web)は
数千億ページあるといわれITの技術は
もの凄いスピードで進化している。空恐ろしい勢いである。
Webマーケティングとはホームページを使って商品を
売ること。数年前から住宅業界でも、お客さまに
有益なコンテンツを提供し反響を狙った
ホームページづくりが盛んである。
見込客の獲得方法は「展示場」「チラシ広告」から
「ホームページ」へと大きく変わってしまった。
以前はホームページの役割は自社のことを知ってもらう
PR中心の売り込み型であったが今は
「お役立ち情報」を発信してお客さまに見つけてもらう
インバウンド型に変わっている。
自社のサイトが検索者に120%の価値と満足を
提供することができれば人気のサイトになり
家を建てる見込客の獲得が可能。そのためには
有益な情報を継続的に発信する必要がある。
第三者的な立場でブログ・動画・冊子を制作し
Webマーケティングを推進し、工務店や住宅会社を支援したい。
2018年1月から弊社が運営するサイトの
「家づくりの学校」「Web営業セミナー」
の動画配信が楽しみである。
『自民圧勝』
衆議院解散で永田町に選挙戦の
火ブタが切られたのが9月28日。
若狭・細野議員の新党結成話、
民進党や共産党の共闘体制が
整う前に奇襲を狙った安倍総理。
しかしモノの見事に小池都知事から
反撃を食らい一転、窮地に立った。
そして小池都知事が「希望の党」の代表に
就任しメディアは小池一色となった。
なんと2月には「希望の党」を商標出願し
PR動画まで作っていたという。
しかし民進党出身者の公認をめぐり
小池代表の「排除する」発言で世論が反発。
結局、野党は勝手に自滅し自民党が圧勝した。
しかし国民は安倍総理を全面的に
支持、承認したわけではない。
「初の憲法改正」を追い求めるのではなく
真の意味で国民の暮らしを守り
経済の再生に力を注いでもらいたい。
『パスポートのいらない英国へ』
日常のことをすべて忘れて小旅行に出た。
初日は猪苗代温泉で寛ぎ岩瀬郡にある
ブリティッシュヒルズへ。ここは
中世英国の「街」が堪能できる穴場である。
約7万3000坪の敷地にはマナーハウスやパブそれに
ゲストルーム・ティールームなどが点在している。
12世紀から18世紀にいたる英国の建築を
楽しむことができる。3kmの遊歩道と木立の中を
のんびりと散策する。その雄大さに驚かされ気分は最高。
リゾートホテルの滞在と英語レッスンをセットした
研修プランもある。短期留学する高校生。
修学旅行の人気コースでもある。
ここは建物だけで100億円を投資しているらしい。
運営するのは学校法人佐野学園。
神田外語大学など6つの教育機関を擁している。
一見の価値あり。おススメしたい。
『GUIDAS』
ガイダス。人を導くという僕の造語。
ロゴデザインは著名なデザイナー
飯守恪太郎先生の作品である。
「世の中、そんなうまい話があるの?」
「より多く、助成金をもらえるウラ技はありません」
とつれなく一刀両断。しかし
「条件さえクリアすれば大丈夫。こんなに実績があります」と答える。
2014年から厚労省の助成金付き研修を
手がけているが昨年大臣認定を取得。
1社年間1000万円の助成金。
クライアントのうち、2社が9月にこの
うれしい研修受講を終了。
「受注が昨年のほぼ2倍」の声に
安堵する。たくさんの手紙とお礼の言葉、それに
「心ある涙」までいただいた。
コンサルタント冥利に尽きるし、勇気と元気をもらった。
仕事の束の間に小旅行で英気を養うことにした。
『松下幸之助歴史館』
今から20年前、当時の松下電工のコンサルを受託していたころのこと。
ブルーの制服を着て松下カラー一色の門真市を訪れていた。
驚かされたことはご縁ができた初日に、幸之助翁の考え方を
肉声と映像で見せつけられた(?)ことだ。
「良い品をよりお求めやすい価格で」
「こんなクーラーが安くできたら、世の中の人は喜ぶやろな」
「故障のない理想のラジオを作りたい」
「素直な心と情熱で感動を与える」
「悩むのも仕事、運に順応する」
「60%の可能性があれば」
「人間の本質はダイヤモンド」
何の変哲もない言葉だが、一言一句に感動を覚えた。
そして「あなたも仲間ですよ」と私に同じ目線で
直接話しかけてこられた錯覚に陥った。
時代は変わり、今は「世界のパナソニック」。
また新しいご縁をいただいた。
しっかり学ばせていただきたい。
自分には
自分に与えられた道がある
広い時もある
せまい時もある
のぼりもあれば くだりもある
思案にあまる時もあるだろう
しかし 心を定め
希望をもって歩むならば
必ず道はひらけてくる
深い喜びもそこから生まれてくる
この幸之助翁の名言「道」は
一番勇気を与えてくれる。
肝に銘じておきたい。
『強いカープ、期待のカープ』
少々リードされても選手は諦めない。
ファンは席を立たない。圧倒的な
逆転劇がそれらを物語っている。
カープがセ・リーグを連覇した。
今年は主力がリタイアしても控えが
活躍。選手層の厚さが際立った。
首脳陣と選手とファンが支え合う市民球団、カープ。
そんな中でも外様の石井琢朗打撃コーチの力は
見逃せない。就任2年目でチーム打率274はダントツ。
自身の野球観「球に食らいつくスイング」を選手に
注ぎ込み屈指の打撃陣を作り上げた。キャンプでは
打撃の基本を重視。1日1000スイングを課した。
「夢の中での素振りもカウントしていい」という指示は
「寝ていても打撃のことを考えてほしい」との思いがあったという。
何事もプロは徹底することを忘れてはならない。
若手が鍛えられチームが活性化する。
ファンにも期待されるチームであってほしい。
中国新聞 2017・9・19 朝刊 より
『木育おもちゃフェスタ』
子どもたちや子育て中の方との
出会いの交流の場を展開する
「子育て支援ステーション・ニッセ」。
子どもたちの健やかな成長を願い
2015年3月に設立された。
千葉市の京成電鉄・千葉寺駅前に位置し
その建物は桧の柱と床、杉の梁、漆喰の壁で造作された
弊社が設計した「雨楽な家」である。
この建物とニッセの活動は
2015年に「ウッドデザイン賞」を受賞している。
ウッドデザイン賞とは「木」に関するあらゆる
モノ、コトを対象に暮らしを豊かにする
人を健やかにする、社会を豊かにするという
3つの視点からデザイン性が優れた
製品、取り組み等に対して贈られる賞。
このたびニッセの中村代表より
「木育おもちゃフェスタ」を開催した旨の
活動報告の手紙をいただいた。
世界各地から質の高い木のおもちゃを
たくさん取り寄せ盛況だったとのこと。
これからも「子どもと木」をテーマに
活躍されることを祈りたい。
『ハライゾン』
最近「働き方改革」の美辞麗句が飛び交っている。
しかし、一方でうがった見方をすれば
年齢に関わりなく働き続ける、エイジレス社会の到来だ。
年金の受給開始年齢の「75歳選択制」が
年内にも閣議決定される?らしい。
75歳はまだまだ現役でガンバレということか?
2004年小泉政権時代の年金改革では
「100年安心」を謳った。しかし現状では
働く高齢者や女性の割合が増えなければ
今の若者が受け取る40年後の年金給付の水準は
今より30~40%目減りするという。
保険料は値上げされ受給額は毎年カットされる。
「死ぬまで働け宣言」は社会問題化するのは確実。
先日のNHKの番組「Life!人生に捧げる~」で
皮肉ったネタの「未来戦士ハライゾン」は面白かった。
サラリーマンを助けるためにやってきたハライゾンが
「払い損」を宣言するオチまでついていた。
「年金は払い損」
「結婚のご祝儀も出産祝いも出すばかりで未回収で払い損」
「税金も払うばかりで払い損」
これでは若者が働く意欲が減退するのでは?