侍ジャパンがWBCで勝利した。
「また一つ壁を越えました」と無邪気に笑う。
イチローの言葉は勇気づけるものだった。
イチローの言動には必ず意味がある。
「普段と変わらない自分でいることが僕の支え」
なんて格好いいセリフなんだろう。
不振を脱出するためイチローが心掛けたこと。
それは「いつもの空気を作る」ことだったという。
試合前にカレーを食べ打席に入る時は
本拠地の公式戦の曲をリクエストするのだ。
アッパレ、イチロー。君はやはり凄かった。
『残心余情』
人の心は気まぐれ、素直?
とても扱いにくいモノだ。
女心は秋の空らしい?
男のそれも読むのはむつかしい。
感動を呼ぶのは残心余情。
パソコン全盛の時代に筆文字がいい。
『ひらめき脳』
最近やたら『脳』に関する本が目につく。
そこで一冊。『ひらめき脳』(新潮新書)は
茂木健一郎さんの力作である。
彼は、脳の前頭葉の「やる気」と側頭葉の
「記憶の集積」がうまく結びつくと
ひらめきが生まれると解説している。
私の脳の鍛錬法は「WH戦法」。
Why(なぜ)、How(どうしたら)と絶えず
考え続けると、突然ひらめきが起きることがある。
ど忘れしていたことをあるとき、ふと
思い出すのと「ひらめく」ことはよく似ている。
頭が疲れ切っていても眠ると
「ひらめき力」は回復するらしい。
私の「ひらめく」時間帯は早朝の散歩するときだ。
どんな人も脳は鍛えられるのだから
気力を充実させてしっかり考えることを
習慣化してみたらどうだろう。
脳の活性化こそ若さを保つ秘訣である。
「ひらめきの達人」ハイポーズ
『また逢う日まで』
「しばらく旅に出ます」一通のハガキが
届いたのは1月末のことだった。
東京・恵比寿 三越の1角に店構えを
していた『ニブリック』がついに閉店した。
『ニブリック』は日本のファッションの
パイオニア石津祥介さんが、こだわる
中年紳士たちのために立ち上げた
ブランドなのだ。淋しい限りである。
「男の服装を年によって区別するのは古臭い」
「お爺ちゃんと孫のペアルックは楽しいよ」
石津さんの語りで印象に残る言葉だ。
近い将来の復活に期待したい。
赤の似合う年頃です。
『後生、畏るべし』
『広島で熱狂!空中戦が凄い』
拍手喝采、笑いを誘うヤジ、若い女性の黄色い声援……。
久しぶりのプロレス観戦。リング最前列に陣取った。
実はこの日は縁ある空手家、青柳政司選手の
応援にかけつけたのだ。試合には惜敗したが、
彼の迫力あるキックにはド肝を抜かれた。
ジャイアント馬場亡き後、三沢光晴が旗揚げした団体
ノアは、佐々木健介、秋山準らも第一線で活躍している。
丸藤正道やKENTAなどイケメンの、
ジュニア戦士のスピードある空中戦は
まるでサーカスのような身軽さであった。
腎臓がんなどで9度の手術を乗り越え復帰した
小橋健太の姿が見られなかったのはさびしかったが、
「プロレスは肉体のぶつかり合うスポーツ」を実感。
誠心会館の青柳館長を激励
『面白い時代がやってきた』
「日本の景気は良くならない」と断言しておこう。
ふり返ると2002年1月を底に景気回復が
スタートし、2007年11月まで景気拡大は
69ヶ月も続いた。戦後最長記録だった。
しかし1年前のサブプライム問題で様変わり。
大型倒産と銀行の貸し渋り、貸しはがしによる
中小企業の破綻、リストラによる人員削減…。
誰が予測しえただろうか?この事態を。
「不景気だ」と騒ぎ立ててもどうにもならないのが今の日本。
先が見えないとビビッていても始まらない。
モノが売れなければ倒産・淘汰は必至だ。
「気にするな、何とかなるさ」の心意気で
今日から全国行脚。当分ブログ休みます。悪しからず。
『アッという間でした』
激動の年、2009年1月をふり返る。
3日、郷里松山で高校の同期会。昔話に花が咲く。
実家でのんびりして5日から仕事始め。
年始の挨拶を終え、出張準備を整えた後、
温泉で英気を養って、14日から20日まで、
そして2日をはさんで27日まで全国を
かけ歩いた。体調はすこぶるいい。
29日は私の誕生日。しかし来客でバタバタ状態。
大不況の中、連日倒産情報が舞い込む。
そんな中、危機感いっぱいのオーナーからオファー。
『どうでしょうか?』オーナーの不安気な様子も
『大丈夫、大丈夫ですよ』の私の声で笑顔となる。
期待されるとやる気に火がついてしまう。<単純だからね>
しかし生半可ではダメ。<成果が問われるからね>
青息吐息の会社を浮上させるのも私の仕事。
今年は例年以上にとても忙しくなりそうだ。
松山南校の同期会。(全日空ホテル)
岡山から秦社長が来社。業績好調です。
ヨハネの藤本会長との健康談義に「納得」
『ハイポーズ』
今春、関東に拠点進出する関係で最近は
都心の高層ビルでの打合せを頻繁に行なっている。
“こんな立派なビルで・・・”活躍する後輩や
教え子(?)たちと会うとなぜか、うれしくなる。
この日も打合せ後、都庁をバックに「ハイポーズ」。
都庁といえば、故丹下健三氏の作品であるが、
外観が奇抜な故に維持管理費が大変で
全面改修すれば1000億円の費用を要するという。
都庁の総工費が1570億円だから
造り直せるではないか。なんとばかばかしい話だ。
新宿副都心で目を引く新宿のランドマークである
東京都庁は「バブルの塔」。大変な負の遺産である。
『3つの誓い』
ゴーイング・コンサーン(GC)企業が急増中である。
GCとは「重大な疑義」が生じた企業の
決算書に監査法人が注記するもの。
企業リスクを知る有力な手がかりでとなるGCの
内容を分析すると「財務制限」への抵触が圧倒的に多い。
広島でも不動産のビッグ3が倒産した。
原因は「営業キャッシュフロー」が赤字であったことだが、
金融機関からの貸し渋りや貸しはがしによって
即刻、黒字でも倒産を余儀なくされる怖い時代である。
私が起業した時の『3つの誓い』がある。
①借金はするな、銀行とつきあうな、無借金経営を貫け。
②手形は発行するな、受け取るな。すべて現金決裁。
③薄利で仕事はするな、請負額は自分で決めるもの。
3月には創業21年目を迎えるが、これからも
この『誓い』を肝に銘じ心して邁進したい。
業界フォーカス(丸山景右の主張)