指折り待ってた夏休み
絵日記つけてた夏休み
花火を楽しむ夏休み
すいかを食べてた夏休み
水まきしたっけ夏休み
ひまわり、夕立ち、せみの声
うだる厳しき暑さが続く日本列島。
夏の終わりにプールで涼をとる。
拓郎の「夏休み」を口ずさみながら
子どもの頃を思い浮かべてみた。
『モデルハウスに緑を』
3棟のモデルハウスが建ち並ぶ新しい拠点が
来月、名古屋でオープンする。
その名は『リック住宅プラザ』。
立地は交通量の多い県道沿いだけど
「緑の癒し空間をつくりたい。」
そんな思いで稲沢のある農園を訪れた。
空に向かってスックと立つ木々たち。
木は夏の強い日射しをさえぎり
日陰を生み、風を運び涼しさを呼び込む。
建物を際立たせるシンボルツリーや
芝生や石をうまくデザインして演出したい。
庭を作れば自然の中で四季の変化を
先取りできる楽しみがある。
ここで家づくりに励む社員は幸せだと思う。
名古屋で「感謝の心」ある元気な
人材(設計・女性アドバイザー)を募集中です。
雨楽な家・町家の中庭(広島)
日本列島植木植物園(稲沢)にて
『素のままで』
酷暑の夏、甲子園で球児たちの祭典が開幕した。
開会式で整列した選手たちの写真。
朝日新聞に掲載されたものだ。
なんと10枚の写真をつなぎ合わせてある。
ディズニー配給のアニメーション映画
『トイストーリー』。
CGのクオリティも高く実写と
変わらない精度に驚かされる。
どこまで進化するのか映像の世界。
食い入るように見入ると疲れてしまう。
技術レベルが高まるのは結構、
しかし『素』のままもいい。
『素』とは何も手を入れていない状態のことだ。
朝日新聞より引用
『愛のムチ』
8月1日スタートの日経新聞の広岡達郎氏の
「私の履歴書」の連載。興味深く熟読している。
そんな彼が監督として黄金時代を築いた
西武ライオンズで暴行事件が発覚した。
女性への暴力事件で謹慎・降格歴のある
デーブこと大久保コーチの仕業である。
「指導の一環、あれを暴力と言われたら
誰もコーチなんてできない。」と否認し
「解雇は不当」と裁判沙汰にまで発展させた。
反省の弁はない。言語道断である。
僕らの時代はシゴキは当たり前。
試合に負けると「ケツバット」やゲンコツが
飛んできた。しかし誰もが『愛のムチ』だと悟り、
反骨心で自分を鍛え上げたものだ。
今となっては「あの一発で目が覚めた。
成長したのは監督のおかげ」と、感謝している。
時代と共に若者の価値観も大きく変化し、
学校の教師も会社の上司もスポーツ指導者も
人を育てることに難儀している。
人の上に立つ者は感情を抑えなければならない。
愛情のない言葉の暴力を犯してはならない。
『愛のムチ』はもう通用しないのかもしれない?
淋しい時代になったものだ。
『紙芝居』
「カンカンカン」「ドンドンドン」
境内に拍子木と太鼓の音が鳴り響く。
夏空の下、子どもたちが、そぞろ集まる。
最前列に陣取りゴザを敷いて膝を組む。
幼少の頃、僕はこの紙芝居に夢中になり
ワクワクしながら想像力をかき立てていた。
京都の清水寺では安野侑志さんが
紙芝居で人気を集めているという。(写真)
安野さんのモットーは集まった子どもたちを
“命じない、禁じない、叱らない”のだという。
紙芝居には双方向のコミュニケーション
効果を高める醍醐味がある。
水木しげる、白土三平などの大御所も
紙芝居の原画を描きながら名をなしたという。
「話に耳を傾けてくれない」と嘆く営業マン
彼らのために「紙芝居」は面白いと思う。
早速、アイデアを練ることにした。
写真:雑誌「ひととき」より
『たけしの魅力』
30年も前、漫才師として一世風靡したビートたけし。
テンポのいいしゃべりは風刺に富んでいた。
そんな彼がメガホンを執れば海外で賞を総ナメし
今や映画界の巨匠。しかし僕は違和感を感じていた。
北野武監督のバイオレンス映画「アウトレイジ」は
ヤクザの血みどろの権力闘争を描いたものだ。
「この野郎、バカ野郎」と繰り返されるセリフが
耳ざわりでストーリーも単純だった。
しかし後で凶悪なシーンを思い出してクスクス。
暴力をネタにし残酷シーンを「お笑い」に
置き換えてしまう彼の能力はやはり非凡だ。
オチに向かってスジフリを作るのが巧みだし
漫才に通じる手法を映画に用いているのだろう。
「北野武 今、63歳」
毒舌芸人の苛烈な生き方を綴った著作を
85分で一読した。ムダのない文章。さすがだ。
ビデオで観た彼が演じる「座頭市」。
これもいい。香取君より断然立ち振舞いも見事だ。
異彩を放ったたけしのTV番組の
スタッフから突然、取材のオファーがあった。
興味津々だが自然体で対応することにした。
『元気・勇気・男気』
資源が乏しいから、後進国に
得意技を安売りするJAPAN。
成長し成熟することが衰退と淘汰に
つながることに気づかない経営者。
過去の成功が忘れられず自らを
変える勇気のない営業リーダー。
理念がなく「言葉を持たない」
迷走する我国のリーダー。
13日に東京国際フォーラムで
営業セミナーを開催。会場は満席。
遠くは鹿児島や山形からも参加され
大阪から自費参加の若者もいた。
最近の受講生は熱心だけど元気がないようだ。
人間が本来持つべき「好奇心」「チャレンジ精神」
「夢」が失われているのかもしれない。
工務店訪問、現場視察、そして
設計スタッフとの打合せや研修会などで
関東・中部・関西地区を巡回し、18日に帰広。
翌19日、トヨエツ主演の「必死剣鳥刺し」を観た。
そこで痛感したのは「男気」。
リスクがあっても志を捨てずに何事にも
挑戦する姿は清々しいものだ。
明日の営業研修では固定概念を払拭した
旺盛な行動力の復活をテーマに、
営業マンに勇気を与えたい。
『高校野球』
真白なユニフォームに腕を通し
初々しい姿で白球を追う。
今年も高校球児の夏が始まった。
過酷な訓練を積み重ねてきた球児たち。
がんばれば願いが叶うものと
思えなければ高校野球なんてやってられない。
昔、僕はひそかに「甲子園の夢」を描いていた。
しかし準々決勝で0対2で惜敗。
そびえ立つ入道雲を背にし
流した汗は貴重な財産だ。
炎と書いて「ほむら」と読む。
この「ほむら」との闘いがなつかしい。
久しぶりに母校の応援に出かけた。
しかし初戦敗退。涙に眩れる選手たち。
「いつの時代も高校野球はいいよね」
『衝動買い』
田舎の骨董屋で見つけた竹の麻雀牌。
「菊池寛らが熱中した牌らしい」の
店主の売り言葉に「衝動買い」してしまった。
「衝動買い」とは買う予定がないのに咄嗟の
「欲しい」という気持だけで買ってしまうことだ。
「一目惚れ」とは常日頃から良いと思っている
イメージに近いモノを見出したときに
思わず興奮状態に陥ることである。
家は「衝動買い」?
「そんな無茶な」と備えのある人は言うだろう。
しかし心の葛藤を表す背反心理と
購買心理のメカニズムを分析すると
家だって「衝動買いもあり」なのだ。
「一目惚れ」して「欲しい」という欲望が
「どうしても」という渇望に変わる。
そして抑制の心理を排除してしまう。
すると人は「衝動買い」してしまうのだ。
下の写真は老朽家屋を建替えられた
仲むつまじい末永様夫妻。
今でも麻雀牌の「衝動買い」に悔いはない。
新しい家づくりのヒントになったのだから。
『不安と期待』
大連のレストランに陳列していた蓄音機。
100年も前のシロモノらしい。
5万坪もある木加工工場で見つけた
年季の入った手製カンナ。ズシリと重かった。
因みに5万坪とは東京ドーム12個分の広さだ。
小さくても便利な「スグレモノ」。
それはポケットサイズのドライバーセット。
これも中国製である。
中国企業と将来を見据えた住宅事業。
広島でモデルハウスが17日に上棟するが、
なぜか期待と不安が交錯する毎日である。
夢に向かって、知恵を絞り汗したい。