『何だったんだ!』

独断発表からわずか5日。3大学を
一転認可したルール無用の田中眞紀子大臣。
石原氏を「格好悪い暴走老人」と吠えたが…。
ズバッと発言してマスコミの関心を引き
問題提起を評価されるのを狙う彼女、
信念がないから反発されると
すぐ手のヒラを返してしまう。
結局、彼女は大学をどうするかは
どうでもよかった?のだろう。
 
「一石を投じたかった。最後のカードは
自分が握っておきたかった」なんて、
良心の呵責なんてかけらもない。
誰も彼も墓穴を掘る大臣の任命責任を
首相に今更問うても仕方あるまい。
 
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2012年11月8日 朝日新聞(朝刊)より

『勇気をもらう』

映画「あなたへ」をイの一番に観た時には
僕が憧れていた健さんへのイメージダウンで
失望したのは事実。(失礼)
しかしロケ現場での故大滝秀治さんとの
秘話や手紙のやりとりを後日談として耳にし
健さんに再びエールを送り続けることにした。
 
「久しぶりに美しい海を見た」という
大滝さんのセリフに、撮影直後、感動し
現場で涙をこぼした健さん。丁度
引退するか否か迷っていた時期だったらしい。
同じ80代、俳優業を続けることを
決意したというこの場面は、僕の脳裏にも鮮明だ。
いつか平戸・薄香のロケ地をゆっくり訪れたい。
 
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長崎県平戸観光協会「達人Navi平戸」HPより

『卓袱(しっぽく)料理』

その昔、異人さん達が大勢住みついた長崎で
異人さん直伝の「しっぽく料理」を堪能した。
まずおかみさんが「しっぽく料理」の由来を語る。
そして世界の味覚の粋を集めた独特の
料理が円形テーブルに所狭しと出された。
これらの献立は和華蘭(わからん)メニュー。
文字通り和(日本)と中華とオランダ料理が
ごちゃまぜに並び直バシで取り皿は
一人2枚が会食のルールだ。???
武士も役人も町人も一つの膳を囲んで
和気合々と楽しんだ様がこの料亭でも
引き継がれ最後は「おしるこ」でシャンシャン。
伝統の気配りが感じられる「しっぽく料理」。
ここ長崎の料亭『坂本屋』がおすすめだ。
 
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蘭船の入港を見守る甲比丹

『109CINEMAS』

つい最近観た映画は?
『踊る大捜査線』『あなたへ』『天地明察』
『アウトレイジ』『ツナグ』。何がよかったって?
そりゃ『天地明察』だ。400年前に囲碁名人の
安井算哲が暦を作った頭脳に脱帽した。
 
健さんの『あなたへ』の評価は分れるところだが
大滝秀治が大往生する直前に
観れたのはラッキーだった。
 
たけし作品の『アウトレイジ』のドンパチは
もういい。『ツナグ』も現実離れ。
『踊る大捜査線』は織田の演技力が光っていた。
 
たけしも健さんも世界映画祭に出品。
メディアが宣伝しハクをつけているようだ。
カンヌにベネチアだとあおられて
一見に値する作品かどうか考えず
劇場に誘い込まれている輩は多いと思う。
まぁ、それでもいいか。
 
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映画『天地明察』オフィシャルサイトより

『大阪桐蔭強し』

大阪駅から環状線とバスに乗って天然芝と
広いグランドの舞洲スタジアムへ。
高校野球、秋の大阪府予選を観戦した。
大阪桐蔭 VS PL学園の好カードに
スタンドは超満員。試合は春夏甲子園と
国体の三冠を達成した強打の桐蔭が
13対4で圧勝。5試合連続コールド勝ちの
新チームの打撃力はズバ抜けていた。
近畿大会もこの勢いで制することだろう。
来春のセンバツ大会での
「大阪桐蔭旋風」が楽しみである。
 
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『頼山陽』

広島の市電に乗って「袋町」で下車。
歩1分の頼山陽の史跡資料館に立ち寄った。
儒学者に登用された父と共に
幼少のころ、大阪より移住した頼山陽。
詩文を作り能書家として高く評価され
日本を代表する漢学者の頼山陽。
こんな万能な超人の作品が身近で堪能できる。
とてもありがたいことだ。
 
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4年前に和紙に描く

『プレゼンの極意』

営業マンの育成を目的にした「プレゼン研修」。
次から次へ我も我もと発表が続く。
しかし「退屈」で「つまらない」。残念ながら
鳥肌が立つようなプレゼンは皆無だった。
 
口八丁手八丁で相手を口説いても
「うさんくさい」し売り込みが過ぎると
だれも聞く耳を持たなくなる。
 
「視点を変える」「一目歴然」「度肝を抜く」
「感動させる」そして聴き手の心を奪う。
そんなプレゼン手法や仕掛けを創りたい。
 
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「プロとして恥ずかしくないレイアウト&配色の大原則」より
(エムディエヌコーポレーション発行)

『運命』

今年の高卒ルーキー楽天の釜田が交流戦で
巨人を相手に5安打完投。すでに7勝を上げ
新人王候補として大活躍している。彼以外にも
1軍出場する高卒ルーキーは例年以上に多く、今
高校球児のレベルアップが注目されている。
 
なかでも甲子園は逃したが岩手大会で
160キロをマークした花巻東の大谷翔平。
凄いボールを投げられるのは天賦の
才能であるが、専門家の話を聞く限り、大谷は
野手としての評価がべらぼうに高い。
 
僕は彼を野手として育ててほしい。
プロで投手として何年かやった後、野手に
転向するのではもったいないと思う。
運命のドラフトでどの球団に指名され
誰にどう見極められるかわからない。
しかしこの判断が彼の人生を大きく
左右するのは間違いない。
 
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週刊ベースボール 2012年9月24日号より

『クラシックカー』

通販でおもちゃの車を購入した。
「ブルーサルーン」。ブリキ製だがスグレモノだ。
ラジエーターグリルやスペアタイヤ
それに幌の雰囲気まで表現されている。
リビングのインテリアとして飾ることにした。
 
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「ロードスター」や飛行機の尾翼のような
形のデザインが印象的な「テールフィン」
それに「赤いヴィンテージ」もゲットしたい。
 
車の好きな孫に絵ハガキを送った。
反応はどうかな?
 
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『勇気をもらう』

僕の高校時代。ラジオの深夜放送から
流れる「受験生ブルース」。受験には
失敗したけど心に残る思い出の曲だ。
 
当時のメッセージフォークの旗手、
高石ともやさんとは学生時代に労音の
コンサートで出会い、そして広島で再会。
相変わらず話術は抜群で持前の美声と声量。
含蓄ある話や言葉につい、メモをとる。
71才とは思えないはつらつさに脱帽した。
 
マネージャーが僕につぶやいた。
「今日はしゃべりすぎ、話が飛んでたでしょ」
「そんなことはないよ。元気をもらった。最高!」
コンサート後に会場で談笑し記念撮影。
「ハイチーズ」「にっこり笑ってもう一回」
たっぷりの2時間半。とても楽しかった。
 
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