「住宅営業マンの地位を高めたい」
そんな願いで平成元年に(株)リックを設立。
来年は25年目を迎えることとなった。
平成5年に電力会社からコンサル受託した
「電化住宅」の推進。10年間で時の利を得て
1%のシェアーから大幅拡大に貢献できた。
平成13年には自然素材の「雨楽な家」を
商品開発し工務店をネットワーク。
試行錯誤しながら地域密着の家づくりを伝播した。
僕たちの家づくり理念はブレる余地はない。
そして今年はガス会社からの業務委託
オファーを受託した。「脱原発」が大義である。
「スマートハウス」の販売ノウハウを構築したい。
積水ハウスで18年、独立して24年。
この42年の経験と知恵が僕の財産である。
楽しくて面白くて好きな仕事がいつまでも
できる幸せと年期の重さを今、痛感している。
正月休暇はゆっくり充電し、次に備えたい。
『ひびきLNG基地』
原発停止で輸入が急増している火力発電の
燃料となる液化天然ガス(LNG)。
輸入国はマレーシア、カタール、オーストラリア、
ロシア、インドネシアで70%を占める。
そこで朗報。日本への輸出を見合わせている
アメリカが輸出に前向きであるという。
響灘に面した北九州・臨海地区に位置する
ひびきLNG基地の建設現場を視察した。
工期は4年で平成26年11月に竣工する。
投資額は500億円。世界最大級の
大型LNGタンカーの受け入れが可能だ。
津波対策も万全で、緑豊かな
自然と調和した基地の誕生に期待したい。
ひびきLNG基地予想図
『節約は日本人の美徳』
「これ以上の節約なんてできない」
そんな不安な声にちょっとしたアイデアを提供したい。
『大江戸しあわせ指南』(石川英輔著)には
モノや金はなくても知恵で楽しく
暮らす江戸の庶民や武士のシンプルで
質素な賢い生活ぶりと価値観が描かれている。
一、明るさは60ワット電球の50分の1。
庶民の夜の照明は暗かった
<行灯の灯り>
一、暑い日でも、食べ物は冷やさない。
夏を乗り切る、うまい知恵
<夏は熱いものを摂る>
一、包む物によってさまざまなサイズを
使い分けた、江戸のエコバッグ
<風呂敷>
一、本当に必要なもの以外は持たない。
外国人も驚いた江戸の質素な暮らし。
身の丈に合わせた暮らしと節約を心掛けよう。
『老い』を迎える団地
僕の住む広島市は山肌を切り開いた
急傾斜の住宅団地が多い。人口120万人で
団地人口は25%の約30万人。異例である。
1970年代に団地造成が加速し
当時の入居者は皆、高齢者である。
高齢者が増え団地の「老い」が進むと
限界集落化が進行し空家が増える。
すると老人の孤立死や買物弱者の続出、
治安の悪化などが懸念される。
バスなどの公共交通の維持も困難だ。
因みに2040年の空家率予測は43%。
土地価格は下落し、リノベーションで
古家再販が活発な時代が到来することであろう。
土地分譲チラシ(1981年・積水ハウス)
『妖怪たち』
岡山から鳥取の米子を経てJR境線に飛び乗る。
1両列車で乗車客もまばらだ。
車窓に広がる田園風景が昔にタイムスリップする。
そして列車のあらゆるところに妖怪たちが…。
そうだ、ここは水木しげるのふるさとだ。
だれもが認める水木作品のすごさは
時代を問わない普遍的な面白さだ。
『アトム』の手塚治虫と『鬼太郎』の水木しげる。
永きに亘り読者を魅了し続けたこんな
天才漫画家はもう輩出されないだろう。
無人駅(三本松口)で降りる。小雪が舞っていた。
「妖怪獣」 ゲゲゲの鬼太郎 4
水木しげる(ちくま文庫)
『2015年問題』
『2015年問題』それはエネルギー改革によって
家づくりが大きく変わることをいう。(丸山持論)
大手ハウスメーカーが国策に則り
大攻勢をかけるのは紛れもない事実だ。
「脱原発」から「自立型エネルギーシステム」の
開発が急ピッチで進むなか
『(仮)Gプロジェクト』を立ち上げた。メンバーは
1523名の社員の中から選抜された
精鋭4名と私とリックスタッフの6名。奇しくも
全員が高校・大学の野球部の出身者であった。
喧々諤々と意見を戦わせた後は懇親会で
野球談義に花が咲く。現役時代の自慢話や
プロ野球選手の家庭の事情や性格そして
球界の裏話が赤裸々に語られた。面白かった。
DVDや営業ツールの制作そして
営業力強化訓練の仕事は僕の活力源。
体調万全で期待に応えたい。
博多駅前で
『最後の紅葉』
朝早く新幹線で広島から大阪へ。そして
岐阜、静岡、滋賀、奈良、京都の紅葉名所へ。
養老の滝、東大寺、ライトアップされた清水寺。
1泊2日のバス旅行とシャレこんだが
どこももみじを楽しむ人でいっぱいだった。
長い参道を登りきるとそこには
湖東三山まんなかのお寺、金剛輪寺がある。
春はさつき、夏は紫陽花が咲き乱れるという。
そして今は「血染めの紅葉」が鮮やかだった。
僕は柄ではないが、四季折々に咲く
美しい花を見るのが好きだ。
なぜか無心になれてホッとできるのがいい。
浜名湖RHの露天風呂で寛ぎ、
地酒を手にうなぎ料理に舌鼓する。
なんとぜいたくなことか。
気がむけばすぐ好きなコースに足を運ぶ。
旬の厳選されたバスツアー。おすすめしたい。
『おかげさまで』
12月1日に中経出版より新刊が
出版される。今回の本は小説風に仕上げた。
漫画本がベストセラーになったり
中国の出版社からの依頼で
翻訳本を手掛けたこともある。
拙書を原作にしてテレビ番組のシナリオも書いた。
研修や講演のオファーもある。
僕にとって本を上梓することは
とても都合がいい。ありがたい。
おかげさまで30冊目。
読者の方に深謝したい。
執筆意欲が甦った今、
新しいジャンルにチャレンジしたい。
『何とかしてよ』
「近いうち」でノラリクラリ。
そして大義なき電撃解散し
TPPを踏み絵に党内分裂を誘う。
側近を残し野党転落を覚悟で連立政権を
狙う野田首相はしたたかだ。
「一緒にやろう」「ツーレイト」この問答は
ハシゴを外された亀ちゃんの勝ち。
そして一夜にして婚約破棄(?)された
河村市長。「トホホ…」は気の毒。
橋下徹に期待したのは自力突破。
政策の一致は後回しなんてありえない。
党首討論でかすんでいた小沢一郎。
今や彼の「沈黙」は不気味でも何でもない。
総選挙で決着がつく日も近い。
景気がいいとはお金まわりがいいこと。
安倍さんの金融緩和策は大賛成デース。
大センダンの木(高松で)
『東京駅』
未来に受け継がれる美しい赤れんがの東京駅。
創建当時の姿に甦った駅舎を訪れた。
全長335m、高度な技術で復元され
100年の汚れた重厚な外壁は
薬品を使わず、洗浄したらしい。
ファサード装飾の擬石が、白とベージュの
パッチワークになっており、通る人の目を引く。
ドーム天井には鉄道の車輪や動物の
装飾が施されていた。
何もかもが一見の価値ありだ。
ステーションホテルも素晴らしいらしい。
いつか近いうちにじっくりと…。