『株と為替』

10月29日に米国のFRBが量的緩和の
終了を告げ31日に日銀が追加金融緩和を
発表した。このタイミングの良さに
驚くとともに株式市場は大騒ぎとなった。

この「ハロウィーンのお化け」みたいな
金融マジックに本当に心を
踊らせていいのだろうか?疑問だ。
株価上昇は景気回復の証か?それは「NO」だ。
実態経済が良くなっていないからだ。
そして突然の円安。輸出企業の一部は
収益増でウハウハだが原料を輸入する
中小企業は青息吐息。悲鳴を上げている。
さらに円安で物価高が襲い、国民もピンチ。
実質賃金はダウン、税金も社会保険料も
上がって、庶民は節約を余儀なくされる。
そこで僕が描く日本の理想の姿。
それは「失業率0%」「超低金利」で「好景気」
そして「デフレ」で世界一の社会保障が
充実した国だ。そんなのあり得ない?

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株価

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円安

『相次ぐ「カネ」問題』

小渕、松島両閣僚の異例の同日辞任。
そして宮沢経産相や望月環境相にも
矢継ぎ早に火の粉が飛び移り
今、安倍政権が揺さぶられている。
安倍総理は身体検査をしっかりして
起用しているのか?といぶかる人は多い。

宮沢大臣就任3日目に飛び出した
「SMバー」の件、こんなことは
政治資金収支報告書を調べて
すぐにわかることではないらしい。
実にタイミングがよすぎる。次々に
発覚する閣僚不祥事のネタ元は検察?

今、国会の課題は山積されている。
観劇、うちわ、SMバーの問題は
政治に対する国民の期待に
水を差すつまらない話材にすぎない。
「重箱の隅」をつつかず国会で勝負してほしい。
「安倍政権」の腰折れが不安だ。

 

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『時代劇』

映画好きな僕は時間が許せばシネマ通い。
「時代劇」を見逃すことはまずない。
最近観たのは「柘榴坂の仇討」「蜩の記」。
戦の世が終わりいかに生きるかが
突き詰められた時代の武士たちの
生き様が手にとるようにわかる。
時代劇は日本の文化・建物や佇まい、そして
日本人の美徳、道徳などの
日本の原風景も感じ取ることができる。

「水戸黄門」が終わり「軍師官兵衛」も佳境を迎えた。
正攻法の時代劇も役者も少なくなった今
時代が変わってもグローバリズムの名のもとに
時代劇を埋没させてはいけない。
心や思想や作法をしっかり
観取ることができる時代劇。貴重だ。

 

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「柘榴坂の仇討」公式サイトより

『心に残る宿』

玄界灘を眺め波の音を楽しむ。
日本庭園の緑に癒され
朝に夜に潮の香りいっぱいの
露天風呂で汐湯につかる。

海原を借景にくつろげる唐津の宿
それは「凪の音(なぎのと)」。
26皿のオシャレな朝食。
「松原遠く~」日本の唱歌「海」の詩。

僕は温泉好き、でもこんなリーズナブルで
上質な温泉宿はありがたい。
出張のチョイの間の楽しみが
またひとつ、できたのがうれしい。

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『ブーメラン営業』

バブル時代に住宅営業マンは
土地を用意できていない「土地なし客」には
「自分で土地を探してこられたら話に乗りますよ」
なんてソッケなかった。

しかし今は「探しますよ、任せてください」と
必死に「土地なし客」に群がる。時代は変わった。
住宅の着工戸数は2025年には
62万戸までダウンすると予測されている。
全盛時の1/3だ。そうなると
営業マンの年間受注棟数は3棟?
大変な時代が到来する。

「土地なし客」にはブーメラン営業が有効。
ブーメランとは元々狩猟のために
使われていた木の飛び道具。武器である。
ブーメラン営業とはお客様が自分で
土地を探してきて営業マンに相談してくる
とても都合のいい営業手法。
今、そのノウハウを伝授している。

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『皆既月食』

昨夜は皆既月食。
満月が地球の影にすっぽり入る現象で
太陽と地球と月が一直線に並んで起きる。
この写真は広島城天守閣越しの空に
浮かんだ赤銅色の月。一瞬目を疑った。
10月8日午後7時45分に
中国新聞社の記者が撮影した写真だ。
地球の大気で屈折した太陽光だけが
月面を照らすため月は
特有の色に変色するという。残しておきたい。

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『しっかりしてよ』

3・11以降、再生可能エネルギーで
よい未来をひらこうという気運が高まった。
そして太陽光の売電事業が一気に加速した。
この件は資源に乏しい日本ではエネルギーの
安定供給と経済性、さらに温暖化対策を
実現できる選択肢だと持て囃された。
なのに今、電力会社が「20年間の固定買取制度」を
中断すると言い出した。???
脱原発で電力不足?停電騒動?
あの騒ぎは何だったのか?
太陽光のメガソーラーの稼動は
申請の1割だって?将又「買取中断」だって?
電力会社の経営悪化により電気代は
ドンドン値上げ、それに連動して物価も上昇。
エネルギー政策、どうなる?どうする?

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『紙芝居を使って』

円相場が急落し6年ぶりに
109円台の円安を記録した。
円安とは円の価値が下がることです。
円安になると海外に商品を売って
ドルを受け取っている輸出メーカーは
大きなメリットがあります。たとえば
自動車業界は1円の円安で850億円も
収益が上がるから円安効果は大だ。
しかし「円安になれば輸出が増える」という
かつての「勝利の方程式」は崩れつつある。
その理由を「紙芝居」を使って解説する。
営業マンからは「わかりやすい」と好評だ。

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『営業セミナー』

11月に東京と名古屋の両都市で
「営業強化セミナー」を開催する。
「将来不安」で家づくりをためらう人を
どうやって後押しするかがテーマだ。

「一見さんはお断りどすえ」
なぜならその人のことがよくわからずして
「十分なおもてなしができないから」らしい。
これは「舞妓はレディ」のシネマ上の台詞だ。

営業マンならだれもが一度は
言ってみたいセリフにちがいない。
家を建てる人はかしこくなった。
営業マンはもっと賢くなって
「営業脳」を鍛えなければならない。

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『ビッグ・トゥモロウ』

月刊誌「ビッグ・トゥモロウ」に
インタビュー記事が掲載された。
この若者向けの雑誌は
コンビニにも所狭しと並んでいる。
テーマは「ココ一番で結果を出す
人の型破りな仕事習慣」だ。
僕が今、若い営業マンに指導している
研修内容が公開された。

型破りな人はいつも知恵を使って
戦略を練る。前向きで魅力的。
魅力的な人には仕事が集まる。だから
トライする回数が増え、成功する可能性あり。
カタログでなく「紙芝居」営業を実践
商談アポ率85%の驚異の営業術。
若い人にはリスクを恐れることなく
何事にもチャレンジしてほしい。

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