『寝て花やろ』

『人は寝ているあいだも空気を吸っている』
これは空調メーカー・ダイキン工業の広告コピーだ。
『普段は意識していない空気。でもあらためて
考えてみると、空気は寝ているときさえ
吸い続けている大切なもの』とつづく。
 
窓を開け、自宅のベッドルームを模様替えしてみる。
人生の1/3は寝ているのだからいい空気を吸おう。
『寝て花やろ』 江戸時代の成語で楽しい夢を見るの意。
 
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 寝る子は育つ、孫をパチリ!
 

『まっ、いいか!』

「えっ、引っ込み思案のあの人が保険の営業を?」
高校時代の友人が不思議がるその人は
太陽生命保険の川上文子さん。(写真右側)
苦難を乗り越え仲間の共感を得て、トップセールス
ウーマンに登りつめた心優しき女性で、
今や21名の支部員を擁する支部長である。
 
先月に上梓した本に登場してもらい、仲間内のささやかな
出版祝いと相成った。川上さんはすごい聞き上手。
その夜は酒の勢いも手伝ってか、女性3人にノセられ、
ウンチクが過ぎてしまった。少し後悔。
『まっ、いいか!たまには』千鳥足で終電で帰途に着いた。
 
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『想いを伝えること』

一昔前は『楽天かわら版』と『電伝夢誌』を。
今は『urac』と『紹介かわら版』。
弊社は15年間ずっと2種類の情報誌を
発行している。これは凄いことだと思う。
広報部の4人のスタッフが構成デザインし、
たまに取材し、イラストや写真を使って手づくりする。
私も毎回執筆するが、よく続けるものだと
我ながら感心する思いだ。
  
情報誌だけでなく雑誌の連載やブログ、それに
新聞の寄稿依頼にも素直(?)に対応している。
さあ、机をきれいに片付けて、筆を執ろう。
 
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リックが制作する情報誌

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雑誌(ザッツ営業・日本実業出版社)
 

『心安まる場所』

東京で一見の人と待ち合わせをするのは
JR東京駅地下1Fの「銀の鈴」だ。
巨大な「鈴」が目印なのでわかりやすい。
しかしここも約1年前に商業施設が周辺に新設され、
今ではかなりの賑わいを呈している。
 
心配そうに何度も時計を気にするビジネスマンがいる。
同窓生らしき年配の人たちの歓喜の声も聞こえてくる。
久しぶりの対面だろうか。涙ぐむ人もいる。
 
つかの間の人間模様がのぞける『銀の鈴』は
私にとって心のオアシスのひとつである。
 
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『ヤだね』

麻生自民党の給付金での追加経済対策。
迷走したまま何も具体化しないままだ。
こんな施策で消費マインドが刺激されるとマジに
考えたのか?結局は思いつきで墓穴を掘ってしまったのだが、
場当たり的で無責任な無能さに唖然としてしまう。
     
積水ハウス時代にお世話になった女性(80歳)が
相続税対策で相談に来られた。そして昔話に花が咲いた。
 
「60年前は汗した分だけ必ず、見返りがあったのよ。
すべてお任せね」帰り際にそう言われた。
高齢ながらかくしゃくとした姿に元気をもらった。
  
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ウマイッショ。描いたのは中村祐子。
                         (弊社・広報部所属)

 

『ダメな人の変身』

偏差値とは・・・・・・。あたかも人間の能力や価値を
表す?錯覚を与える言葉である。
我々の時代には普段の成績に係わらず希望する大学が
受験できた。だから「ヘェーあいつがねえ」ということもまま
あった。今は「君の偏差値ならこのレベルしか無理だ」と
杓子定規に否応なしに決めつけられてしまう。
  
ビジネスの世界ではその「偏差値」がアテにならないから
面白い。そんなことを描いた拙書が完成した。
タイトルは「ダメな人、向かない人が変わる
営業実践トレーニング」(ダイヤモンド社)。
 
落ちこぼれてもいい、まわり道をしてもいい。
自分のやりたい仕事を見つけてひたすら努力すれば
必ず道は拓かれる。夢と希望をもって自分を信じて
コツコツいこう。ダメというラク印を押されても構わない。
何度でも敗者復活できるのが人生だ。
 
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『すごすぎる箱物』

先月の名張に引き続き伊勢で電力会社主催の
セミナーの講師を務めた。
会場は1994年に誕生したサンアリーナ。
スポーツなどのイベント会場に国際会議場まで
併設した複合施設である。その豪華さには唖然とした。
収容人員1万人超のメインアリーナや、
6ヶ国語同時通訳システムの完備した超豪華な
会議室、それに音響効果抜群のコンサートホール。
     
因に私の講師控え室は広々とし、貴賓室とあった。
人口13万人の伊勢でこの施設。
「???」何ともいえない複雑な一日だった。
 
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サンアリーナ全景
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メインアリーナ
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講師控室
 

『神妙な面持ちで』

地鎮祭。「とこしずめのまつり」とも読む。
一般的に吉日の午前中に行なわれ、
家を建てる前に土地を清め、工事の安全を
お守りする祭儀のことである。
 
施主は永くその場所に建っていられることを願うが、
私たち設計事務所は無事に工事が竣工する事を願う。
 
ある地方では土にも虫にも草にも木にも
お願いする地鎮祭の祈祷があるそうな。
 
神だのみするとなぜか心が洗われるからいい。
 
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『頑張りたくない』

先月の17日にブログに掲載した「横臥の療法」について
問合わせがあった。ハウスメーカーのK課長だ。
彼は15年前の新人研修生だが今や10名の部下を
率いている。聞くところによると部下が頑張りすぎて
疲れてしまっているらしい。エッ、本当に?
 
一昔前は「ガンバロー」と右手を突き上げ気勢を上げたり、
「頑張れ、頑張れ」と後押ししたものだ。
元来「頑張る」は日本人の美徳だが語源を調べると
「我を張る」つまり自分の思いを押し通すことらしい。
ウツ病の営業マンと接した時に
「頑張れ」は禁句とした。今の時代は
「がんばらなくっちゃ」から「楽しまなくっちゃ」である。
 
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頑張る営業マン(拙書より)
 

『基本の徹底』

基本という言葉を辞書で調べると
「物事を成り立たせるうえで最も大切なこと」とある。
  
野球の基本はキャッチボール。
相手の右胸に正確に素早くボールを投げることだ。
ゴルフの基本は?それは理に叶った正しいスイング。
真っすぐに目的地点に飛ばすことだ。
  
「ではセールスの基本は?」
「そんなこと、わかってますよ」という頭でっかちな
営業マンたちに3時間もかけてレクチャーした。
こんなことは初めての経験だ。
しかし執こくてもいい。「セールスの基本」を
毎回30分かけて叩き込むことにした。
 
基本を忘れ要領よくやろうとすると「運」が逃げて
スランプに見舞われるからだ。何事も「凡事徹底」だ。
 
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