『人は寝ているあいだも空気を吸っている』
これは空調メーカー・ダイキン工業の広告コピーだ。
『普段は意識していない空気。でもあらためて
考えてみると、空気は寝ているときさえ
吸い続けている大切なもの』とつづく。
窓を開け、自宅のベッドルームを模様替えしてみる。
人生の1/3は寝ているのだからいい空気を吸おう。
『寝て花やろ』 江戸時代の成語で楽しい夢を見るの意。
寝る子は育つ、孫をパチリ!
投稿者: admin
『まっ、いいか!』
「えっ、引っ込み思案のあの人が保険の営業を?」
高校時代の友人が不思議がるその人は
太陽生命保険の川上文子さん。(写真右側)
苦難を乗り越え仲間の共感を得て、トップセールス
ウーマンに登りつめた心優しき女性で、
今や21名の支部員を擁する支部長である。
先月に上梓した本に登場してもらい、仲間内のささやかな
出版祝いと相成った。川上さんはすごい聞き上手。
その夜は酒の勢いも手伝ってか、女性3人にノセられ、
ウンチクが過ぎてしまった。少し後悔。
『まっ、いいか!たまには』千鳥足で終電で帰途に着いた。
『想いを伝えること』
『心安まる場所』
東京で一見の人と待ち合わせをするのは
JR東京駅地下1Fの「銀の鈴」だ。
巨大な「鈴」が目印なのでわかりやすい。
しかしここも約1年前に商業施設が周辺に新設され、
今ではかなりの賑わいを呈している。
心配そうに何度も時計を気にするビジネスマンがいる。
同窓生らしき年配の人たちの歓喜の声も聞こえてくる。
久しぶりの対面だろうか。涙ぐむ人もいる。
つかの間の人間模様がのぞける『銀の鈴』は
私にとって心のオアシスのひとつである。
『ヤだね』
麻生自民党の給付金での追加経済対策。
迷走したまま何も具体化しないままだ。
こんな施策で消費マインドが刺激されるとマジに
考えたのか?結局は思いつきで墓穴を掘ってしまったのだが、
場当たり的で無責任な無能さに唖然としてしまう。
積水ハウス時代にお世話になった女性(80歳)が
相続税対策で相談に来られた。そして昔話に花が咲いた。
「60年前は汗した分だけ必ず、見返りがあったのよ。
すべてお任せね」帰り際にそう言われた。
高齢ながらかくしゃくとした姿に元気をもらった。
ウマイッショ。描いたのは中村祐子。
(弊社・広報部所属)
『ダメな人の変身』
偏差値とは・・・・・・。あたかも人間の能力や価値を
表す?錯覚を与える言葉である。
我々の時代には普段の成績に係わらず希望する大学が
受験できた。だから「ヘェーあいつがねえ」ということもまま
あった。今は「君の偏差値ならこのレベルしか無理だ」と
杓子定規に否応なしに決めつけられてしまう。
ビジネスの世界ではその「偏差値」がアテにならないから
面白い。そんなことを描いた拙書が完成した。
タイトルは「ダメな人、向かない人が変わる
営業実践トレーニング」(ダイヤモンド社)。
落ちこぼれてもいい、まわり道をしてもいい。
自分のやりたい仕事を見つけてひたすら努力すれば
必ず道は拓かれる。夢と希望をもって自分を信じて
コツコツいこう。ダメというラク印を押されても構わない。
何度でも敗者復活できるのが人生だ。
『すごすぎる箱物』
先月の名張に引き続き伊勢で電力会社主催の
セミナーの講師を務めた。
会場は1994年に誕生したサンアリーナ。
スポーツなどのイベント会場に国際会議場まで
併設した複合施設である。その豪華さには唖然とした。
収容人員1万人超のメインアリーナや、
6ヶ国語同時通訳システムの完備した超豪華な
会議室、それに音響効果抜群のコンサートホール。
因に私の講師控え室は広々とし、貴賓室とあった。
人口13万人の伊勢でこの施設。
「???」何ともいえない複雑な一日だった。
サンアリーナ全景
メインアリーナ
講師控室
『神妙な面持ちで』
地鎮祭。「とこしずめのまつり」とも読む。
一般的に吉日の午前中に行なわれ、
家を建てる前に土地を清め、工事の安全を
お守りする祭儀のことである。
施主は永くその場所に建っていられることを願うが、
私たち設計事務所は無事に工事が竣工する事を願う。
ある地方では土にも虫にも草にも木にも
お願いする地鎮祭の祈祷があるそうな。
神だのみするとなぜか心が洗われるからいい。
『頑張りたくない』
先月の17日にブログに掲載した「横臥の療法」について
問合わせがあった。ハウスメーカーのK課長だ。
彼は15年前の新人研修生だが今や10名の部下を
率いている。聞くところによると部下が頑張りすぎて
疲れてしまっているらしい。エッ、本当に?
一昔前は「ガンバロー」と右手を突き上げ気勢を上げたり、
「頑張れ、頑張れ」と後押ししたものだ。
元来「頑張る」は日本人の美徳だが語源を調べると
「我を張る」つまり自分の思いを押し通すことらしい。
ウツ病の営業マンと接した時に
「頑張れ」は禁句とした。今の時代は
「がんばらなくっちゃ」から「楽しまなくっちゃ」である。
頑張る営業マン(拙書より)
『基本の徹底』
基本という言葉を辞書で調べると
「物事を成り立たせるうえで最も大切なこと」とある。
野球の基本はキャッチボール。
相手の右胸に正確に素早くボールを投げることだ。
ゴルフの基本は?それは理に叶った正しいスイング。
真っすぐに目的地点に飛ばすことだ。
「ではセールスの基本は?」
「そんなこと、わかってますよ」という頭でっかちな
営業マンたちに3時間もかけてレクチャーした。
こんなことは初めての経験だ。
しかし執こくてもいい。「セールスの基本」を
毎回30分かけて叩き込むことにした。
基本を忘れ要領よくやろうとすると「運」が逃げて
スランプに見舞われるからだ。何事も「凡事徹底」だ。