ブランド力の確立に大きなパワーを
発揮するロゴデザイン。
日本の優れたデザイナーの作品を
収録した本が河出書房より発刊されている。
飯守 恪太郎先生に師事して12年。
僕らが開発した「雨楽な家」も飯守作品として
『木造住宅のブランド』というタイトルで
掲載されている。それも英訳付である。
この本は若いスタッフのアイデアの
引き出しとして重宝したいものだ。
投稿者: admin
『シルヴァ オリヴ始動』
年金受給の不安や医療費の高騰、
療養病床の大幅削減、それに高齢者の孤独死。
暗いニュースが多いなか、スタートした
僕たちの「高齢者住宅」プロジェクト。
三重県での受託に続き愛媛県でも
企画プロデュースが具体化してきた。
建物の規模は2階建木造で1棟300坪超。
「雨楽な家」テイストで設計に着手した。
『社会や地域に貢献したい』地主さんと
医療・介護・生活サービスに従事する人たちとの
タッグは新しい発見が多くワクワクする。
高齢者が「生きていく勇気が湧く」場としたい。
そのためには快適な生活空間だけでなく
サポートする人とのふれあいや団欒が大切となる。
敬老の精神を忘れることなく
「シルヴァ オリヴ」ブランドで全国に広めていきたい。
『くつろぎ、広がる』
その昔、聖徳太子が訪れた道後温泉。
その後方にそびえる、温泉旅館『茶玻瑠』(写真)。
築後25年、老舗ではないが、シャレていた。
熱めのお湯につかり硬くなった体をほぐす。
ふつふつと湧きいでる湯、立ちのぼる
湯けむりの向こうに見える松山城。
首の近くまで湯につかりストレッチ。
湯上がりに伊予路の旬の素材を
ひと皿ひと皿に盛り込まれた懐石料理の
美味になごんだ。
最近、松山での仕事が多く、温泉巡りは
楽しみのひとつとなった。
ゴルフも12年ぶりに再開。すこしづつ…だ。
『右脳を鍛えて』
「猿の惑星・創世記」を観た。
40年前にヒットした「猿の惑星」はたしか
SF映画だった。今回の作品は、ある薬で
チンパンジーの知能が驚異的に進歩し
猿が人を支配するという筋書きである。
現世では、強ち「つくり話」ではない。
人は歳を重ねれば脳細胞が死滅し老化する。
しかし脳を活性化すれば、長寿も夢ではない。
脳内モルヒネで125歳まで生きられると
説く春山茂雄氏の著書『脳内革命』。
EQの提唱者のダニエル・ゴールマンの
『EQリーダーシップ』。再び読破スタート。
体はボロボロなのに右脳を鍛えて
そんなに長生きしたいの?
それも僕の生き方。好きにさせてくれ!
EQとはEmotional Intelligence(心の知能指数)
(C)2011 TWENTIETH CENTURY FOX
『幸運の女神』
荻野部長の定年退職の慰労会を
本社のショールームで行った。
「20年間ごくろうさんでした」
彼女の冷静な判断力と卓越した
思考能力はだれもが認めるところだ。
旺盛な向学心で数多くの資格を取得し
華道やピアノ、カメラ技術を習得し
私の右腕として活躍。心より感謝!感謝!感謝!
今後も力添え願えるが、大学の聴講生として
まずは兼好法師の「徒然草」を学び
古典文学の世界を探求するという。
僕は彼女と巡りあって幸運だった。
これからもムリをせず自然に生きてほしい。
「ほんとにありがとう」
「これからもよろしく」
『七五三』
人の一生にはさまざまな儀礼がある。
七五三は子どもの成長を祝うものだ。
五歳と三歳の孫の祝いに大阪へ出かけた。
晴れ着を着せて神社にお参りし、祝詞をあげ
お祓いを受けた。そして息災に成長したことに
お礼を述べ今後の健康と幸福と
さらなる成長を祈願した。
節目の儀礼を終え千歳飴を親族に配り
祝いの膳を囲んだ。少し疲れたけど
ハレの日の孫たちの笑顔で元気をもらった。
『中学時代』
愛媛・城東中学校の野球部のメンバーが
48年ぶりに再会した。実に楽しかった。
松山弁が飛び交う3時間半の一次会。
空白時間を全く感じさせない。
無礼講でとても盛り上がった。
プロ野球、巨人に入団したエースのT君。
彼の噂話にひとしきり花が咲いた。
当時、T君の女房役(捕手)だった僕は
打者のクセを見抜くことに長けていたらしい(?)
「バンザイ」で失笑を買った俊足のセンターN君。
今は医師として地域医療に貢献している。
「悪さが過ぎた」四番バッターの
W君も今では経済通だ。
渡哲也そっくりのM君、悠々自適らしい。
野球からラグビーに転向したN君も
M君も大学で活躍し、企業の重鎮に成長。
時が人を育み、オジン皆、いい顔になっていた。
『人生100年時代に』
2025年に国民の4人に1人が高齢者に
5人に1人が要介護者となる。
その受皿として今月20日に国策として
「サービス付き高齢者向け住宅」が創設される。
木造住宅市場はかなり加熱するだろう。
無垢の木の香りと質感、漆喰壁や土間、それに
吹き抜け空間や緑に囲まれた自然環境。
高齢者が元気になる「雨楽な家」の高齢者施設を
工務店と共に独自の手法で推進したい。
「新しいチャレンジ」。介護や医療の情報を
収集し高齢者心理を分析する。
専門家の話に耳を傾け、施設を巡回し
生の現場の声を活かし、ノウハウを構築したい。
『空』
日本列島に猛威をふるう台風。
半月前の12号の襲来に次ぐ15号。
全国の避難指示・勧告は122万人に達した。
交通のダイヤは各地で乱れ自然の怖さを思い知らされた。
理由あって「シェラトンホテル広島」に宿泊した。
JR広島駅横に今年の3月にオープン。
ホテルに足を踏み入れると、造りは見事で
光と水が織りなすデザインはさすがだった。
夕方、台風はすでに過ぎ去っているのに
不気味な広島の空。シャッターを押してみた。
『薙刀(なぎなた)』
武家の女子の武道として発展した『薙刀』。
木製武具でぶつかり合う音と気合を入れる
大きな声は正しく迫力ある真剣勝負だ。
『薙刀』の普及に努めるのは山根園子さん。
昨年の「都道府県対抗」の全国大会で
7位入賞を果たした錬士である。
その活躍ぶりが読売新聞に取り上げられた。
彼女はかつて史上最年少で税理士資格を
取得した頑張り屋さんだ。
これからも公私共に応援していきたい。
真剣な面持ちで薙刀を構える山根さん