大阪・釜ヶ崎で日雇労働者を相手に30年。
借用書なしでお金を貸す人がいる。
ケースワーカーの入佐明美さんのことが
月刊誌WEDGEに掲載されていた。
明日の仕事があるかどうかわからない人に
なぜお金を貸すのか?
彼らはなぜきちんと返すのか?
嘘のような話に何度も記事を読み返した。
「西城のねえちゃん」こと入佐さんは凄い人だ。
ケンカや酒を飲んで人に迷惑を
かけていると耳にすると飛んで行くという。
「相手の気持を慮ることができれば
人は人を裏切らない」これが
入佐さんの人間観である。
「人を信じて向き合って生きていくこと」
の大切さを思い知らされた。