文政六年創業(1823年)の宮脇賣扇跡地に
建つ10層の高級マンション。
京町家の佇まいをエントランスとして残した
この建物が見たくて京都に立ち寄った。
場所は文京区・六角柳馬場。
地下鉄烏丸線・四条駅徒歩6分の位置にある。
趣きある町並みの名残りはあるが
建物そのものには少し違和感を感じた。
日本人はそれぞれの時代のさまざまな
建築様式に合わせた住まい方をしてきた。
そこに文化が生まれ、そして歴史が刻まれた。
京都の町には昔ながらの町家がよく似合う。
やすらぎともてなし、そしてそこには
和の遺伝子を呼び覚ます情緒がある。