孫たちが読んでいるマンガ本。それは
「学校では教えてくれない大切なこと」というキャッチフレーズで
シリーズ化され2年で既に50万部を突破しているベストセラーだ。
本の内容は「整理整頓」「お金のこと」「時間の使い方」
「ルールとマナー」「カッコよくなりたい」など、多彩。
世の中のさまざまな仕組みがマンガで楽しく
わかりやすく描かれている。
「整理整頓」というタイトルの本を手にした。そこには
「小学生のための世の中を行きぬく力を身につける本」と
題している。まず、このサブタイトルに驚かされた。
本中の「はじめに」を披露しよう。
「本書のテーマは『整理整頓』です。
片づけができなくても困らないと思うかもしれませんね。でも
整理整頓を習慣化すると、ただ部屋がきれいになるだけでなく
重要な能力を自然に身につけることができるのです。
『ものごとを順序立てて考える力』『計画的に行う力』
『重要なものと無駄なもの判断する力』などなど。
その力は皆さんに『時間』という宝物を
誰よりも多く与えてくれるのです」とある。
これが今時の子どもが読む本なのか?
時代の進化は凄いと痛感した。
一冊読むのに15分。マンガでわかりやすい。
子どもにも伝わりやすい。そして確実に記憶に残る。
片づけに必要な三つの力とは
「決める力」「まとめる力」「続ける力」と最初に結論を述べている。
リフォーム会社の研修テーマに「かしこい収納術を身につけよう」という
テーマがある。早速この「子どもの本」を参考にレクチャーすることにした。
「営業研修は紙芝居で楽しく面白く」。僕の研修スタイルも
一昔前とは大きく変わってきた。これでいいのだ。