その昔、異人さん達が大勢住みついた長崎で
異人さん直伝の「しっぽく料理」を堪能した。
まずおかみさんが「しっぽく料理」の由来を語る。
そして世界の味覚の粋を集めた独特の
料理が円形テーブルに所狭しと出された。
これらの献立は和華蘭(わからん)メニュー。
文字通り和(日本)と中華とオランダ料理が
ごちゃまぜに並び直バシで取り皿は
一人2枚が会食のルールだ。???
武士も役人も町人も一つの膳を囲んで
和気合々と楽しんだ様がこの料亭でも
引き継がれ最後は「おしるこ」でシャンシャン。
伝統の気配りが感じられる「しっぽく料理」。
ここ長崎の料亭『坂本屋』がおすすめだ。
蘭船の入港を見守る甲比丹