懐かしくも美味な『寒干し大根』 飛騨に住む写真家、漆原元彦先生に 出会った時に『寒干し大根』の話をきかされた。 寒干し大根は現在では村おこしになっているが、 本来は保存食で煮物の材料として使われたらしい。 初冬に大根をきれいに洗って寸胴切りにする。 ゆでてわらに通して日当たりの良い軒下に吊るしておく。 夜の冷え込みで凍り、日中の日差しでとけ、また凍る。 この繰り返しで最後には 焼麩のように仕上がるという。 丹精こめて出荷される寒干し大根。 飛騨市の道の駅にも並んでいた。