列車に乗ると欠かせない楽しみのひとつは駅弁である。
駅弁はその地の名産や歴史・伝統が息づくものだ。
食材や味覚だけでなく駅弁の器を見るのが面白い。
それに、弁当の名前もそれぞれ知恵を絞りユニークだ。
3年前に新潟駅で見つけた『しあわせの絵手紙弁当』。
美しい16枚の絵が添えられ、ご飯は県産のコシヒカリ。
赤ワインの炊きこみでかなり手がこんでいた。
松阪駅の『モー太郎弁当』は松阪のすき焼き肉が豪華だ。
蓋を開けると唱歌『ふるさと』が流れるメロディー弁当
だから驚かされる。これで採算があうのか恐縮してしまう。
東京駅では『深川めし』とヘルシア緑茶が私の定番。
全国に3000種類以上あるという手づくりの駅弁。
駅弁日誌をつけると面白いかも……。
深川めしとヘルシア緑茶