将来、職人不足が深刻化するのは明白である。
大工さんの人口は1995年が76万人。
2015年には60%減の31万人で
2030年には14万人となる。それに
職人さんの高齢化も顕著。
現在65歳以上の職人さんは42万人で
24歳以下の若い職人さんは16万人。
今後10年以内に大量離職する職人さんは
100万人だと言われている。
住宅業界の流れは新築からリフォームへ。つまり
ストックビジネスが主流となりつつある。しかし
「リフォームは請負った、でも職人さんがいない。どうする?」
という時代が到来する。そこで最近
一人の職人さんが複数の職種や技術を身につけるための
多能工を育てる試みが行われ始めた。
今月、出張の合間を縫って大阪と埼玉の
リフォーマー育成学校を視察した。
僕の新しいトライ―それは多能工の育成学校の開設。
内製化技術の修得と各種資格の取得を目指す人を応援したい。
今までにご縁のあった人たちと一到協力して
新しい分野に挑戦したい。そして
工務店や職人さんの活性化のお役にたちたい。