「家が売れない」逃げ出したい。
でも行き場がない。「心が折れそうだ」
こんな声を耳にする。たしかに
近い将来、住宅の着工戸数が全盛期の
1/3にまで激減するという恐怖。
無碍にはできないことだ。
最近、目にした広告のコピー。
「苦しいときが伸びるとき」
僕は高校球児のころ、スタミナ不足の
自分を限界まで追い込んだ。
「あと一歩で甲子園…」
最後の夏大会で悔いのないプレーができた。
「今日だけ懸命」これが僕の人生訓。
「つらい」のは今日だけ。不安があっても今日だけなら
だれでも頑張れるはず。
宮島へ渡るフェリー乗場近くに
もみじ饅頭のお店「岩むら」がある。
店内の「書」がいい。
ひとつのことでもなかなか
思うようにならぬものです
だからわたしはひとつのことを
一生けんめいやっているのです
この文言は「人生」そのものです。