「どこから風がでるの?」
孫たちが不思議がる羽根のない扇風機。
ダイソンのエアマルチプライアーは
安全で手入れもしやすい。デザインもいい。
羽根による風はどうしてもムラがある。
しかしこの商品は周辺の空気を巻き込み
気流を増幅させる独自技術で誕生した。
僕には今だ「風が出る」しくみがわからない。
「問題解決」をコンセプトとする
ダイソンの商品の研究開発は
こうあるべきだと決めつけないらしい。
「人を涼ませるのが扇風機」と定義するなら
必ずしも羽根は必要でなかったらしい。
「必ずしも…」の発想を参考にして
住宅の商品開発にも視点を変えてみたい。