『妖怪たち』

岡山から鳥取の米子を経てJR境線に飛び乗る。
1両列車で乗車客もまばらだ。
車窓に広がる田園風景が昔にタイムスリップする。
そして列車のあらゆるところに妖怪たちが…。
そうだ、ここは水木しげるのふるさとだ。
 
だれもが認める水木作品のすごさは
時代を問わない普遍的な面白さだ。
『アトム』の手塚治虫と『鬼太郎』の水木しげる。
永きに亘り読者を魅了し続けたこんな
天才漫画家はもう輩出されないだろう。
無人駅(三本松口)で降りる。小雪が舞っていた。
 
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「妖怪獣」 ゲゲゲの鬼太郎 4
水木しげる(ちくま文庫)